櫻井翔くんのお話。

 

最初に言います。担降りブログです。

 

 

 

私がジャニオタになり、およそもう10年。

初めての自担は嵐の櫻井翔くんでした。

ずっとずっと、追いかけてた。

アイドルをしているあなたはもちろん、俳優の翔くん、キャスターの翔くん。

 

 

私が嵐を好きになったきっかけ。

母親が魔王を見て大野担になり、母親につられて音楽番組を見ていたそんな時だった。

一人の人が目に入った。そして、単純に一言。

 

 

 

「かっこいい」

 

 

 

そう思った。

その時披露していたのは確か「Believe」だったかな。

さすがに小学生だったしちゃんとは覚えてない。でもなんとなくその時はヤッターマンのイメージがあって、嵐の櫻井翔がこんなにかっこいいなんて知らなかった。

 

自作のラップを歌う櫻井翔がかっこよくて、センターにいる櫻井翔がかっこよくて、「あ、私この人のこと好きなんだ」って思ったんだと思う。

 

そこから私は母親と共に嵐のファンになった。

昔から外で男子に紛れて遊ぶようなわんぱく少女が、女の子らしい趣味を持った。私の壮大なジャニオタ人生が幕を開けた。

シングルやアルバム、DVDは全部母親が揃えてくれるからそれを一緒に並んで見ては「大野くんかっこいい」「いや翔くんの方がかっこいいよ」なんて言いながら嵐を見てた。

 

まだ生まれたばかりだった弟も一緒に見てて、昔からずっと嵐の歌を口ずさんでた。今私の弟は私が嵐を好きになった年齢と同じだけど、あの子は嵐の曲をいっぱい歌えるようになってる。

 

 

それぐらい長い間、私は嵐のことを応援してきた。

 

 

初めて行ったコンサートは「Beautiful World」でした。

私が中学一年生の時。母親が興奮気味に「嵐!ツアー!当たったよ!」って教えてくれて、そんな体験をするのは初めてだったからよく分からないなりに私もめちゃくちゃ喜んだ。

 

アルバムをいっぱい聴き込んで、ライブなんか初めてだからもう何が何だか分からんけどとりあえずめっちゃ楽しみやった。

 

当時はデジチケじゃなくて紙チケやったからライブまでに席がわかる。

朝方に届いたらしく、多分まだ寝てた私を叩き起して「ねえ!席!アリーナやった!」とまた興奮気味に伝えてきた母親。多分あの日のことは忘れない。あんなに喜んでいる母親を見て、私もめちゃくちゃ嬉しかった。

 

人生初ライブは嵐で、京セラドームで、しかもアリーナ席だしいざ入ってみれば目の前はメンステで隣はアリトロの通る場所でもはや凄すぎてあっけらかんとしてた記憶がある。

 

まだマナーを知らなくて、左手にうちわ右手にペンライトを持って、ただただ翔くんのことをまだ追っかけてるだけだった。

たまにうちわを思いっきり上に掲げちゃっては母親に思いっきりおろされ、みたいなことを何回もした。あの時はすいませんでした周りの方々。マナーのなっていないファンでした。

 

 

 

 

私の始まりは、全てが翔さんだった。

翔くん、翔ちゃん、翔さん。

全身迷彩の翔くんも、Wパーカーの翔くんも、運動神経の悪い翔くんも。

こう言っちゃ失礼だけど、どんだけダサい翔くんでも私は好きだった。

 

ジャニーズ初めてのライブも翔さん。初めて目を奪われたのも翔さん。こんなに長く好きでいられたのも、翔さん。

 

今の櫻井翔を見ても、「やっぱりかっこいいな」って思う。この人の魅せ方が好きだなと思う。

 

でも、私の中の容量がもうパンクしかけ。

高校生になってV6を好きになり、SnowManを知り好きになり、ジャニーズWESTを好きになり。

さすがに自担が4人になって、私には一人一人を全力で応援できるだけの気持ちが持てなかった。

大好きだけど、「担当」を名乗れるほど私は今櫻井翔くんに全力を捧げていない気がした。

 

 

だから、私は櫻井翔くんを降りようと思います。

 

 

人それぞれ「担降り」の概念は違う。

だから私は降りてもずっと翔さんのことが好きだし、きっと現場にも行く。翔さんの話もする。だって降りたからと言って嫌いになったわけじゃないから。

 

 

担降りって、難しいね。なんなんだろうね。

担降りしたら「もうファンじゃないから現場来んな」とか思う人もいるのかもしれないね。

ほんと、難しい。分からない。

 

けどそこは個人の解釈であって自由なのかなあ、と思うので私の好きなようにしたいと思います。周りに縛られるオタ活楽しくないもんね。

 

 

 

 

 

櫻井翔くんへ。

 

あなたに出会えて良かったです。

あなたを好きになれて良かったです。

これからもあなたのことを好きでいさせてください。

そして、またご縁が会ったら会いに行きます。

またあなたの世界を魅せてください。

ずっとずっと、大好きです。